
BIOGRAPHY
愛知県豊田市出身。
地元・豊田北高校へ進学。中学・高校時は吹奏楽部に所属し、サクソフォンを担当。
沖縄県立芸術大学音楽学部音楽学科声楽専攻に進学し、中村智子教授に師事。教授の転任に伴い大学3年次からは鹿児島国際大学で学ぶ。卒業時には総代に選ばれる。
この頃からコンサート歌手としての活動を本格化し、ソロリサイタルや慰問コンサートを各地で自主企画する。
日本で学士取得後ヨーロッパへ留学。様々な声楽家の門を叩いて研鑽を積み、オーストリア国立グラーツ芸術大学大学院修士課程声楽科に入学。声楽をAgathe Kania-Knobloch、リートをGerhard Zeller, Josef Breinl、オラトリオをRobert Heimannに師事。オペラ領域では指揮者Frank Cramer、演出家Roman Hovenbitzer, Alexander Irmer, Annette Wolfに学ぶ。在学中グラーツ市およびグラーツ芸術大学学友協会より奨学金を受け表彰される。さらに特待生としてイタリア・シエナの語学学校Dante Alighieriへの短期留学や、AIMS夏期講習会に参加する機会に恵まれる。学内のオペラ公演や学外の演奏会、グラーツ歌劇場公演にも多数参加。2016年にMaster of Artsを取得し修士課程修了。
マスタークラスという枠組みでClaudia Rüggeberg, Werner Güra, Grace Bumbry, Anna Tomowa-Sintow, Gerd Uecker, Rudorf Jansen, Brigitte Fassbänder, Hope Koehler, Evangelina Colon各氏に指導を受ける。
2016年から2019年にかけて、東京を拠点に音楽活動と会社勤務を兼業。仕事を通じて、日本にいながらしてオーストリアとの関わりを深めつつ、関東、東北、関西、中部各地での演奏活動を行う。
2019年夏より再び渡欧し、兼業歌手として活躍の場を広げている。
2025年現在、オーストリア・チロル州立歌劇場のオペラ公演に合唱として参加するなど活動の場を広げている。藤原歌劇団正団員、日本オペラ協会正会員。アルテリーベ東京演奏歌手。

受賞歴
・第68回TIAA全日本クラシック音楽コンサート 審査員賞
・第67回東京国際芸術協会 新人演奏会奨励賞
・第20回”万里の長城杯”国際音楽コンクール 声楽部門一般の部A 第一位
・第12回フィラデルフィア音楽コンクール”パオロ・セッラオ” 声楽部門 第二位受賞(一位該当なし)
・第3回イスキア国際ソリスト&室内楽コンクール ソリスト部門E第二位受賞