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  • 執筆者の写真藤田真有

滞在許可証更新! Rot-weiß-rot-Karte Plus


苦労してRot-weiß-rot-Karteを入手してから早2年。2年!


大変だったなあ・・・。

↓前回の体験談


更新は、カードの有効期限の1ヶ月前に来てくださいと言われていたけど、まず5月ぐらいに時間があった時に役所を訪れて、申請書をもらったり必要な書類について確認。


更新なので必要書類は少なくて、新しく必要なものといえば証明写真に給与明細ぐらい。



あとは前から持ってるのと同じ家の賃貸契約書のコピーなど。


なぜか申請書には大家のサインをもらう箇所があって、実は私の大家は昨年亡くなって未だ相続の最中なので、次の大家をまだ知らず、間に入ってくれてる行政の人がサインをもらってくれた。


現物じゃなくてもスキャンを印刷したのでOKなのって便利。日本じゃ印鑑とかコピーじゃだめだもんね。



提出も、余裕を持って1ヶ月半ぐらい前に出しに行った。


申請料を払って、新しい許可証の受け取りは持っているカードの期限が切れる翌日ということで期日をもらった。


ちょうど土曜日に期限が切れたので、日曜日は役所お休みなので月曜日にカードを取りに行った。




ここでまたカード発行手数料を払い・・・(ほんとお金ばっかり取るよね)


新しいカード入手!!





今度のRot-weiß-rot-Karte Plusは今までと何が違うかというと、まず有効期限は2年から3年へ。


そして最も大きな、有意義な違いは、どの会社で働いても良いということ。


今までは、申請した会社に紐づけられていたので滞在許可の期間中に転職はできませんでした。今後は、途中で会社を変わっても関係ありません。


まだ転職を現実的には考えていないけど、3年という期間の間に何があるかわからないし、選択肢が増えるのは素晴らしいこと。



とにかく、なんだかんだで毎回滞在許可の更新は緊張するので、今回がうまく行ってとても嬉しいです。


前回とはデザインも変わって、かっこいい。




滞在許可の更新に緊張するのは、過去に大変な思いをした経験のせいです。

この、2014年の時。


ドイツで有効な滞在許可証を受けてそれの有効期限が1年残っていたので、オーストリアに越してもすぐに新規申請はしませんでした。


それを咎められてわざわざベルリンのオーストリア大使館に再申請しに行って結構時間も労力も人への迷惑もかかったのに、結局はそれは別に咎められる内容じゃなくてただ単に担当の職員にいじめられただけだったという内容。


この時は本当に心労が絶えなかった!




2年前に滞在許可証を受け取った時の写真。


2年前も本当に苦労して、食事もままならないほど消耗しました。


学生ビザではなく就労許可を伴うRot-weiß-rot-Karteは、なかなか取得が大変だという前評判があったので覚悟はしていましたが、インスブルックのAMS(いわゆる職安みたいな機関)が職務怠慢すぎて、自分で出向いて交渉したり圧をかけてやっと進んだかと思えばパスポートの残りが1年しかなかったので急遽ウィーンに日帰りしてパスポートを更新したりと、労力と足で手に入れた許可証でした。




旧カードのデザインを見てもらうとわかる通り、淡いピンクと青のグラデーションで、学生だった時もRot-weiß-rot-Karteもデザインは同じでした。


しかし今回は違います。






星がいっぱいで、透かし?の模様も跳ぶユニコーンみたいなものです。



3年後は、永住権を申請する資格を持っているはずなので、気合が入ります。



が、まずはこれから3年を大事に積み重ねていきたい。



非EU国籍の私たちにとってこのテーマはとっても大切な話。


みんなそれぞれドラマがあると言っても過言ではないはず・・・。

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